医療法人社団 湘南シルバーサポート 湘南長寿園病院

医局

 当院は昭和55年、いわゆる高齢者を対象とした老人病院として開設しました。以後、安心で安全な医療および快適で行き届いた介護を提供するよう努めてきました。

 常勤医師は院長の松川フレディを中心に計4名の医師で診療にあたっています。

 外来診療は成人の内科全般に対応しています。

 入院病床は主に高齢者を対象に療養を目的とした医療療養病床120床、介護医療院60床の計180床です。入院患者さんは年齢59~102歳、平均85.4歳。在院日数は1~8765日(最長24年)、平均1285日(3.5年)です(平成30年8月現在)。患者さんは高齢者が大多数を占め、長期間の入院となっています。

 近年、患者さんの高齢化がさらに進み、少子化や核家族化や供働き等が介護や医療の大きな問題となっています。また長期的に医療や介護を提供する入院システムも無いのが現状です。

 当院では患者さん・御家族の御希望に沿う様、長期入院も含め安全で安心な医療・介護の提供をしていく方針です。

リハビリテーション室

当院は長期療養型病床であり、入院されている患者様の多くは、いわゆる慢性期と呼ばれる方々です。
当院のリハビリテーションは、その人の最大限の能力を引き出し維持することや、関節拘縮などの苦しい状況を予防し緩和することが中心となります。

目標

  • 身体機能維持・改善
  • 日常生活動作の維持・改善
  • 不動による苦痛の緩和
  • 安静臥床による廃用症候群の予防
  • 関節の変形・拘縮の予防
  • 呼吸の安楽

内容

主治医の指示のもと、外来・入院の患者さまに対して症状にあわせた評価・治療・指導計画を作成し、よりよい療養生活を送って頂けるように他職種と協働し、リハビリを行っています。

■運動療法・物理療法

  • 関節可動域訓練
  • 日常生活動作練習
  • 歩行練習
  • 筋力トレーニング
  • 温熱による疼痛の緩和

■集団体操

  • 日々の活動量を増やし体力を維持

スタッフ

  • 理学療法士: 2名
  • リハビリ助手: 1名

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栄養科

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栄養科概要

■構成メンバー

  • 管理栄養士: 2名
  • 委託先:(株)LEOC

■業務内容

  1. 全入院患者さんの栄養状態の評価(栄養計画書作成)を行い、食事摂取量の変化や栄養状態の変化に対応しています。
  2. チーム医療に参加し、患者さんのQOL(生活の質)の維持・向上を図ります。
  3. 管理栄養士が患者の嗜好、嚥下状態に合わせた食事の提供を検討し、提供しています。
  4. 当院の食事 | 湘南長寿園病院 (chojuen.com)

  5. 外来栄養指導・特定保健指導を行い、地域の皆様の健康を支えています。

栄養指導・特定保健指導

  • 食事療法が必要な患者さんを対象に医師の指示に基づき、管理栄養士が栄養指導を行っています。
  • 特定健診で「動機づけ支援・積極的支援」の該当の方に、生活習慣病予防を中心とし特定保健指導も行っています。

※栄養指導をご希望の方は病院受付へお越しください。また、食事について気になること、悩んでいることがあれば気軽にお声かけ下さい。
特定健診・特定保健指導 | 湘南長寿園病院 (chojuen.com)

薬局

薬局では、外来調剤、注射薬調剤、医薬品の管理などの業務を行っています。当院の薬局は、現在4名の薬剤師が勤務しています。

医師の処方箋に基づく薬の調剤はもちろん、薬の飲み方や量、薬の副作用や、飲み合わせなどにも注意して、患者様が安全かつ有効にお薬を飲めるように気を付けています。

当院の入院患者様は、高齢者が多く、お薬を錠剤のまま飲める方が少ないため、患者様の状態に合わせて、薬局で粉砕し、飲みやすい状態にしています。また、朝・昼・夕・寝る前など用法ごと一回量をワンパックにし、名前・用法を印字して正しく服用できるように工夫しています。

病院の方針として、外来患者様のお薬については患者様の利便性を考え、多くの場合、院内で調剤しております。

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