ケアマネージャー
「介護医療院」聞きなれない言葉ですよね。簡単に言ってしまうと医療と介護の合体です。他の介護保険の施設に入所されても、できる医療行為が限られているため、体調不良時は家族対応で専門医がいる病院を受診することになります。状態によっては施設に戻れないこともあります。当施設は、医師、看護師、介護士が常時居て体調不良時も対応していますし、ターミナルケアや看取りも行っています。今後は、75歳以上の後期高齢者が増加の一途をたどる中、必要とされる施設ではないでしょうか。
介護士
私たちは、入所者様、ご家族様が安心できるよう、真心を持ち、声かけを積極的に行い、入所者様の笑顔を引き出せるように心がけております。
当施設に入所される方は、様々な理由で自宅療養が困難となり、慣れない環境で共同生活を送っているため、まずはその環境に慣れていただくよう心がけております。認知症の入所者様が人間違いなど勘違いをされた場合でも、状況に応じご本人の話に笑顔で傾聴し対応していきます。
口数が少ない入所者様でも、声を掛けたり、床頭台にある写真を見せたりすることで、笑顔や一言二言話していただける時、私たちの関わりの大切さを実感できます。
身体面でも、入所者様の疾患や身体状況を、看護師と情報共有しながら、ケア時の注意や、必要時は看護師と一緒にケアを行います。
看護師
入所者様の既往歴はさまざまで、話が出来る方や言葉が少ない方、寝ていることが多い方など、様々です。一般に、病状が安定している方が大半ですが、皆さんご高齢のため、体調の変化がいつ起こるか分かりません。そのため、私たちは、入所者様の体調の変化を体温等の数値だけでなく、表情や声掛け時の反応や変化などの観察を大切にしています。
入所者様の清潔ケアは主に介護士が行っているため、情報共有も、大切にしております。入所者様の精神的身体的変化があったときは、介護士、看護師とでカンファレンスを行い、どのようなケアが必要かを考え、変化に合わせた個別のケアを心がけています。終末期の入所者さまには最期の時間を可能なかぎり安楽にすごせるように、手浴や洗髪などにも清潔にしております。